勃起不全とは?

勃起不全(ED=Erectile Dysfunction)とは、「勃起機能障害」「勃起障害」とも呼ばれ、男性であれば誰でもかかりうる性機能障害の一種です。

一般的には、ペニス(陰茎)の勃起状態を維持できなかったり、十分に勃起しなかったりすることで、十分に満足する性交(セックス)が行えない状態のことをいいます。

以前は「インポテンツ、インポテンス(俗称:インポ)」といわれていましたが、直訳すると「性的不能」となり、人格を否定するような響きがあるので、現在では「ED」という言葉が使われるようになってきました。

EDに悩む人は、先進国において男性の1割を占めるといわれ、歳をとるにともなって増加傾向にあります。また、日本では40〜50代の男性の約半数がEDに悩んでいるという報告もあります。

EDは恥ずかしいものではなく、男性であれば誰でもかかりうる病気です。また、早期の通院や治療薬の服用によって、多くの方が症状が改善されています。
先進国に多いことからもわかるように、EDの原因の多くは、ストレスなどの精神的.心因性のもので、交感神経の緊張により血管が収縮し、海綿体への血液流入が遮断されることによると考えられています。

EDは程度によって、「軽度=たまに勃起できない」「中度=勃起が十分でなく、ときどき性交ができない」「完全型=勃起しないため常に性交ができない」に分かれます。

1998年にファイザー製薬のバイアグラが発売され、その後バイエル社のレビトラ、リリー社のシアリスが認可されたことでED治療の幅が広がり、今やEDの治療は治療薬の服用が主流になりました。

以前の勃起不全(ED)の治療は、器具を使った治療法や、海綿体注射など苦痛をともなう外科手術などが行われていて、「病院に行くのに抵抗がある」「恥ずかしい」などの理由で、一人で悩む患者が多かったのですが、ED治療薬が普及したことによって早期の治療が可能となり、多くの方が症状が改善されています。

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